misakiの絵日記

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進撃の巨人 考察4

更新遅いくせに過去編突入!


↓目次
■平和ボケしてる世界の要人
■エレンとヒストリアの関係
■ザックレーがエレンにしたかったこと

 

■平和ボケしてるマーレ人
リヴァイは、明日必ず隣の人が生きている確証はないという意識で生きています。
サシャは殺される直前右手を銃に手を伸ばしていて、ミカサは飛行艇に穴をあけるフロックに秒で突撃して首を刺しています。
前線で戦っている調査兵団は日々緊張感をもって、とにかく瞬時の反応が早いです。
しかしレベリオでタイバーが演説中、戦いとは無縁の世界の要人は、突然巨人化したエレンが現れても、ただあっけにとられるだけでした…。

後ろで建物の破片が降ってきて直撃してる人がいてもみんな現実味を帯びてないんですよね…。
何が起こったかわからない、目の前のことが信じられない、という感じで、…これが俗にいう平和ボケ、だと思います。
しばらくぽかんとしてようやく今は危険だと把握し逃げますが、今度は自分が助かることしか考えていないため子どもを踏みつぶしていることなんてどうでもよくて、人々の波は止まりません。
これ第三者の読者としてみたら、人間って…、とあきれてしまいますが、私もそこにいたらこうなるのかなと想像したらほんまに怖くなりました…。

ちなみにもう少し先ですがエレンの地ならしが本格的に始まりレベリオを踏み鳴らしている時。

漫画にはなかったのですが、アニメでマーレ軍基地?にあるヘーロスの像が転がっていて、うわーーってなりました。
どこもかしこも火の海になったんだな、と…。

 

■エレンとヒストリアの関係
エレンが、ジークとキヨミ様が提示する地ならしに協力的になれなかったのは、「ヒストリアとその子孫が犠牲になる」からです。
エレンが女性として好きなのはずっとミカサなのに、なぜこんなにヒストリアをかばうのか?
それはたぶん、ロッド・レイスに捕まった時に命を助けてもらっている恩があるからじゃないかと思います。
捕まっていた時エレン自身、自分の父親と自分の記憶を見て、死にたくなって「俺を食ってくれ」とヒストリアに泣き言を言います。
するとヒストリアからカツが飛んできて、結果鎖を外し助けてもらいます。

「巨人を駆逐するって!?誰がそんな面倒なことやるもんか!むしろ人類なんか嫌いだ!巨人に滅ぼされたらいいんだ!つまり私は人類の敵!最低最悪の超悪い子!」

…そして4年後エレンが地ならしするとき、大好きなミカサたちにも内緒だったのにヒストリアには打ち明け、当然ながらヒストリアは拒否ります。

「耐え難いなら始祖の巨人の力で記憶を操作する それまでお前が黙っていれば…」
「そんなこと…!!」
「できるさ お前は あの時俺を救ってくれた 世界一悪い子なんだから」

ヒストリアも、王家の血をひかないエレン一人だと人の記憶を操作することはできないとわかっています。
しかしエレンの言葉に次の言葉が出てこず…、結局自分が妊娠してエレンとジークが接触しやすいよう提案します…。

 

■ザックレーがエレンにしたかったこと
エレンがレベリオを襲撃して、イェーガー派が兵団に反抗しだしてから…。
ピクシス司令やナイル師団長は、イェーガー兄弟を一緒にさせないためエレンの始祖の巨人を誰かに移そうと水面下で動きます。
リヴァイはエレンの始祖を移すのではなくてジークの獣を移そうと策を練ります。
ミカサやアルミンは事実を知るためエレンと話そうとし、ハンジはまずジークの思惑を暴こうと動きます。
では、3兵団のトップ、ザックレー総統はエレンをどうしようとしてたのか…?
これアプリのコメ欄見て気づいたんですけど、気づいた人マジで天才やなと思いました。

「エレンはどうなりますか?」
ミカサの問いかけにザックレーが目線を移したのは、過去に貴族たちをとんでもなく情けない恰好にしてきた変態椅子…。
つまりザックレーは本心ではエレンの始祖がどうとかに興味はなく、早くこの変態椅子にエレンを座らせて例の芸術に仕上げたいのです…。
いやもうさ…、ぶれなさ過ぎて好きだわザックレー。

 

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ここまでお読みいただきありがとうございました!!