森見登美彦作品の、聖地巡礼の写真をまとめました!
今回は、【有頂天家族】です。
10年分くらいの中の写真なので、変わってる部分もあるかもしれません。
狸界の代表を誰にするかという選挙の会議が行われた大事な場所、「六角堂」。
空からは天狗の弁天が降り立ったりして、狸達はパニックになっていました。
人間の居所よと思いつつ、京都市内では狸と天狗が人間に化けて上手に人間界に溶け込んでるみたいなんでね…。
六角堂の中の「へそ石」さまも、実は我慢強い狸が化けているのだとか…。
主人公の狸の矢三郎曰く、いぶしたら動いたと…。
矢三郎達、下鴨家の住みかがこの「下鴨神社」!
京都市左京区という、「四畳半神話大系」に出てくる小津たちが花火をぶちかました鴨川デルタの近くにあります。
下鴨神社の中にある「御手洗(みたらし)池」。
この川の上に2人用の足のある座敷みたいなのを敷いて、下鴨家長男の矢一郎と玉蘭が、将棋をしています。
(正式にはカメラに写ってないこの画面の右側の川の上です)
矢三郎達、下鴨家のリビングw
冬はこの舞殿の上にこたつをおいて兄弟とお母さんが一家団らんしています。
電気は4男の矢四郎から引いてるのかな。
やりたい放題の狸達。笑
下鴨神社を南に出たところにある糺(ただす)の森。
神社を出てすぐなのでこちらも矢三郎達の庭みたいなものです。
春に歩いたらマジでさわやかな良い気持ちになる大好きな場所です。
矢三郎の母の実家、「狸不動尊」。
母が子供のころ、この階段のところでのちの旦那、総一郎と出会います。
大天狗である赤玉先生がおさめていた、東山にある大文字山。
「如意ヶ嶽(にょいがだけ)」と言い、8月16日の夜にになったら送り火で「大」の字が燃え上がります。
矢三郎のいとこ、夷川一家が「偽電気ブラン」という幻のお酒を秘密裏に作っている「夷川発電所」。
偽電気ブランは京都市内の一部の人間界にも出回っていて、「夜は短し歩けよ乙女」に出てくる乙女やほかの森見作品の登場人物らも大好きなお酒です。
発電ができる矢四郎もここで偽電気ブランを作るアルバイトをします。
途中、夷川の馬鹿双子にこの中の倉庫に閉じ込められますが、双子の姉の協力により脱出しています。
赤玉先生の息子がイギリスから帰ってきて仮住まいとしたのが、「京都ホテルオークラ」。
河原町御池という京都市のど真ん中に建っていて、京都の中でも歴史のあるホテルです。
赤玉先生と天狗の弁天があいびきしたのが、「南座」の屋根の上。
その向こうに見えてる川が「鴨川」で、その軒に並んでるお店は、先斗(ぽんと)町沿いのお店です。
矢二郎が叡山電車に化けて強引に走ったのが、この寺町通。
このまままっすぐ走って寺町商店街の中でも走り続けます。
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