宿は、「まちや倶楽部」という古民家!
近江八幡市には古い建物が多いけど、この建物も昔ながらの木造建築。
宿のお姉さん曰く、大正時代に建てられたとのこと…。
とてもよい!
本館と別館があり、私たちが宿泊したところは別館の中の1部屋。
…が、その日別館で泊まっていたのは私たちのグループだけとのことで、共用で使うところも遠慮なく使えた。
とても贅沢。
チェックアウト時は部屋の鍵を外のポストに入れればそれでオッケーとのことだった。
コーヒーやコースター、マグカップなど部屋におかれてある雑貨もとてもかわいくてテンションが上がる。
琵琶湖のコースターを作っているのはキャンパスノートで有名なコクヨ。
滋賀にはコクヨの大きな工場があるらしい。
ほかにも、部屋におかれているライトやテーブルやいすなど、どこで作られているかをまとめたノートが部屋にあって、それを見るのも楽しかった。
どういう想いでこれを選んだのかな、みたいな。
血の通った宿という感じで良い。
そして夜ご飯。
近所のクラフトビールやお総菜屋さんやコロッケ屋さんで買ってきたものたち。
我々みたいな室内パーティーをする客を想定してか、いろんな種類の器がたくさん用意されていたのもありがたかった。
なんと、おちょこやワイングラスやビールグラスまであった…。
飲んでそのまま寝れるしな。
完璧なんよ。
「TWO RABBITS BREWING」というところで買ってきたクラフトビール3本。
店内の冷蔵庫には味を詳しく書いていたメモが張っていたので、ビールの違いをよく分からない私でも選びやすかった。
以前は、期間限定でイチゴのシロップやキンカンの実を使ったビールも売ってたそう。
飲んでみたかった…。
近江八幡市パーティーが終わり、翌朝。
チェックアウトのため部屋の鍵をかけようとしたら袋と手紙がかかっていた。
袋の中には近江米を使った「ポン菓子」と手紙が…。
こういう人の温かみがある宿やお店、大好きになるわ。
「まちや倶楽部」良き。
宿から少し離れたところ。
この辺は前日雪降っていたようで、雪景色。
きれい…。
ここの野菜は少し甘くなってたりするんやろうか。
次に向かったのは、「ブルーメの丘」。
花がいっぱい咲いてる牧場。
が、くっそ閑散期で客も動物もおらず、唯一見ごろのパンジーは雪につぶされ花は下を向いていたw
モルモットとは触れ合えた!
小さいニンジンをピンセットみたいなので上げたら寄ってきてくれて、かわいかったな。
自由にさわってもいいんだけどなかなか触らせてくれない。
それでも餌あげるとちょこちょこ反応してくれるので楽しかった。
子ども連れの家族もいて、子どもがはしゃいでいるとなぜかこっちも楽しくなるからいいね。
私の精神年齢がつられて小学生になる、みたいな。
リクガメ。
本来なら外の広場に出ることもあるそうだが、冬で感染症?も流行るから中のみにいてもらってるそう。
リクガメ自身は外に出たいのか、ラブーン並みに壁に頭を打ち付けててそのうち吠えるんじゃないかと期待したけど吠えはしなかった。
リクガメをこんなに近くで見ることないのでごつごつした肌の感じとか何となく見入ってしまった。
あとは特に遊べるところもなく…。
うなだれてるパンジーたちを横目にクラフトビールを売っているところにも行ったが、泡しか出ないので売れませんと言われてしまった…w
入場料…、と思いつつ仕方がないのでお土産屋さんで食用コオロギのお菓子を買って「ブルーメの丘」を出た。
次に向かったのは甲賀市信楽町。
信楽町は道のわきにたくさんの信楽焼の狸の置物がおかれていて、ちょっと不気味である意味異次元な風景だった。
森見さんの「有頂天家族」に出てきてもおかしくない世界観。
お昼ご飯は、その中の「分福うどん」といううどん屋さん。
店内には食堂以外にも信楽焼の商品がたくさん売ってあって、見ごたえがあった。
で、帰ってきた。
そんなこんなで滋賀旅行終わりました。
なんかもう年取って、こういうゆったりしたたびが楽しくなってきたな。
良い旅行でした!