「不思議の国のアリス」展にいってきた。
作者のことや作品の秘話や「不思議の国のアリス」から派生した様々な作品の紹介や展示などがしてあった。
最近読んで面白かった、「アリス殺し」。
「不思議の国のアリス」パロディのファンタジーでミステリーな小説だった。
私が「不思議の国のアリス」を読んだのは何年も前なので、この小説読んだときキャラなど調べた。
調べて原作とリンクしてるところがわかると、作者やば!ってなって興奮が止まらなかった。
そんなにわか知識でのアリス展。
原作挿し絵を担当したテニエル氏のイラストにまみれた素敵な空間。
不気味だけど可愛い。
そしておしゃれ。
「不思議の国のアリス」は、1865年イギリスで初版が発行された。
1865年て…、調べたら日本では1864年に新撰組の池田屋事件があり、1866年に薩長同盟が結ばれてた。
時代が変わるぞと言う幕末で刀振り回してバタバタしてた時代かな。
アメリカのディズニー映画でも思ったけど「ピノキオ」の発表が1940年、「ダンボ」の発表が1941年。
外国って文化進んでたんだな、と。
日本の絵本作家、酒井駒子さんやヒグチユウコさんの「不思議の国のアリス」も!
独特で可愛い。
この二人の絵のテイストも、可愛いけどどこか不気味要素はいってて、テニエル氏と似てる気がする。
森の木から…、
ゆっくりとチャシャ猫の顔が現れる。
チャシャ猫は、公爵婦人の飼い猫で、からだが消えてにやにや笑う不気味な猫。
3月ウサギと頭のおかしい帽子やが開催するお茶会。
「アリス殺し」での、3月ウサギと頭のおかしい帽子やのやり取りが好きだった。
不毛すぎて。
そらアリスもつかれるわ、みたいな。
原作でも不毛なやり取りが繰り広げられていたはず。
そんなこんなの、アリス展でした。
めっちゃあるいてつかれたけど美術館系楽しいな。