諏訪市をかこう山を越え、さらにさらに南下し、飯島町を目指す。
途中、素敵な田舎道が続き、脳内はエンドレスで井上陽水さんの「少年時代」と久石譲さんの「summer」が流れる。
夏とかここ来たらやばいだろうな。
飯島町にある蔵カフェ、「蔵カフェ飯島茶寮」に到着。
実際の蔵を改装して作った、ジャズカフェ。
めーっちゃ前に「人生の楽園」という番組で、長野県民ではない夫婦が飯島町の景色に惹かれ後日蔵を購入しジャズカフェを開いた、というエピソードを紹介していた。
それを見て、なんて素敵なご夫婦なんだと。
あのエピソードがすごい印象深かったのでこれを機会に旅行プランに入れてもらった。
入るとジャズが流れており、見上げると室内の一部は吹き抜け。
一部は2階席がある状態。
音楽も内観もとてもおしゃれで穏やかな空間だった。
ご夫婦もおられ、奥さんが接客してくださった。
注文したガレット。
盛り付けまでおしゃれ…!
生地は、外はパリッと中はもちっとしてて、具と合いとてもおいしかった。
次に行ったのは、同じ飯島町の「風の谷絵本館」。
入口からもうかわいい。
緑にあふれ、無造作に飾られた雑貨たち。
公式サイト曰く、「館長夫妻が10年かけて建てたログハウス長の絵本館」とのこと。
根気がやばい。
なんかいい人生だな。
内観がかわいすぎるし、これマジで手作り…!?
吹き抜けの空間が気持ちよく、2階にも席があるよう。
店の人(おそらく奥さん)に写真を撮っていいかと聞いたとき、許可をもらったのと裏にアートギャラリーがあることを教えてもらった。
裏って何と思いながら裏口みたいなところから硝子戸をあけ、外に出て小さな階段を降り、小さな建物の中に入ると、アートギャラリー展が…!
めちゃくちゃ楽しかった。
いろんな人がいろんな作品を展示し、売り物もあった。
私は、2008年生まれの学生(15歳…)が飾り(パンチニードルというらしい)を付けたトートバッグと、おそらくプロ?のイラストレーターの絵葉書を1枚購入した。
戻ってくると、頼んだケーキセットがちょうど出来上がってきたところだった。
飲み物はホットココアで、ケーキはムース状の何とかベリー(説明してくださったが忘れてしまった…)が入ったものだった。
ココアみたいな甘い味の中にベリー系の酸味があっておいしかった。
上記2つのカフェがある飯島町自体はめちゃくちゃ田舎でした。
自然にあふれた町で、自然にあふれてるということは四季も感じられ、そこを観光に力を入れているようだった。
何が言いたいかというと、飯島町の公式サイトがすごいおしゃれだということ。
見やすいし、若者受けするシンプルでかわいいデザイン。
雨が降ってきて時間もなかったからすぐ飯島町を出たけど、もっとゆっくり歩いて回ってみたい町だったな。
次に行ったのが、「元善光寺」。
お守り売り場の前で、祖父宅に貼ってあった鬼のお守り(角大師護符)が超怖かったという話をしていると寺の人に話しかけられた。
角大師の怖いビジュアルは、平安時代に実際にいた法力が強いイケメン僧を鏡にうつした姿だ、とのこと。
元善光寺を出ると向かいに饅頭が売ってあり、それを買って帰った。
以上、長野県旅行でした。
長野県のことをあまり知らなかったけど、今回の旅行でいろんなことを知れて楽しかったです。