misakiの絵日記

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おしゃれな都会の過ごし方

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「マイナー映画を上映するミニシアターってサブカルっぽいな」と、憧れてました。

で、今日は心斎橋のミニシアターにいってきました。
イメージは、都会のなかをうろうろ買い物しながら、休憩がてらミニシアターに入ろう、的なおしゃれな映画の見方。
あくまで、気分の赴くままぶらぶら、みたいな。
ナチュラル系モデルの菊池亜希子、みたいな。
とにかくおしゃれな都会の歩き方をしたかった。

が、ガチガチの脳ミソの私は、前日の夜、明日の心斎橋のミニシアターは何が上映されるのか調べ出す。
調べ出し、あらすじや時間の関係で、「麻希のいる世界」をみることに決めた。
この時点でもうおしゃれな歩き方は無理である。

それでもおしゃれな時間をすごそうと、上演前に心斎橋につき、“頑張って”服をみたりジャンプショップにいったりして過ごす。
ミニシアターは、アメリカ村にあった。
古着屋さんなどがが並ぶ、カラフルな町の中にある。

写真はミニシアターのある建物から撮影した写真。
いかついおっさんが音楽ガンガンならした車を運転したり、モンスターの無料配布で若者の行列が長かったり、活気がすごかった。

映画の内容は、病気を持ってる女子高生と男の噂が耐えない女子高生の友情物語。
青春ものではなくどろどろ…。
ミニシアターやから王道ではないやろうな、と思いつつも、中途半端な胸くそ映画に、どっちか振りきってほしい思いはあったかな。
いっそ、主人公の自殺エンドとか。
ああいう中途半端な映画って、生々しい、リアルな部分を撮したいのかな。
あえてエンタメ(例えばピクサー的なわかりやすい物語)にせず、抑揚つけず、みたいな。
こういう映画見慣れてないので、たまに見るたびに、これ作った人この作品見た人にどう思ってほしいん?って考えてしまう。
謎やった。
でも、胸くそ映画として心がチクチクしてる。
登場人物、きれいな人間がほぼいなかったから。

ミニシアター出てから、アメリカ村で唯一いったことのあるお店、「水曜日のアリス」を検索するが、閉店してた。
めっちゃショックやった!
スッゴいおしゃれな店やったから!
いつかまたいきたいと思ってたので、残念すぎた。

アメリカ村出て、心斎橋筋商店街をうろうろ。
古本屋やドラッグストアで買い物。
途中、大学生っぽい男子に、「お姉さん、一緒にお散歩していいですか?」と声をかけられる。
びびりながらソッコー拒否する。

誰かと都会へいくぶんには、おしゃれなお店につれていってくれるし、声をかけられたときの対応もしてくれる。
だけど基本的に私は物事に無関心なので、一人で都会に出たら、どう遊んでいいかわからなかった。

都会あかんわ、全然おしゃれにできへんわ、と心斎橋を早めに切り上げ、地元に帰り、カラオケにいく。
アルコール飲み放題コースで、銀魂の映像が流れる曲をガンガン歌って、“私の居場所”を感じた…。



◼️本日の一言
「丸い丸いビー玉に映るは 弱虫なあたしで 自信は勇気はちゃんとあるの かつ入れて前を向いて歩くだけ」
(歌詞)ビー玉/大塚愛