misakiの絵日記

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桂×幾松 語り

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銀魂の49巻の中で、桂が幾松というラーメン店主を好きな様子に興奮し、桂幾漫画を二次創作しました。
27ページ漫画のうち4ページがNARUTO鬼滅の刃で占めてしまったんだけども。

原作の中で幾松姐さんの登場はめちゃくちゃ少ない。
銀魂まだ最後まで読めてないけど、ネット曰く幾松の登場回数は5話やった。
で、2話分の幾松登場回は知ってたんやけど、残りの3話つまり最近読んだ49巻で、桂の幾松への思いが語られる。
語られるっつーか語ってんのは一方的に銀さんだけど。

「ヅラお前ひょっとして 幾松と○○○までいった?」
「そっか そっちはお前昔から奥手だもんな この一件一肌脱いでついでに幾松も一肌脱がそうってわけか
 そういうことなら早く言えよ~ キューピッドなら格安で請け負うのによ~」
「旦那に先立たれ妙なロン毛に付きまとわれてる娘が幸せに見えるか」

幾松の悩みを解決しようと奔走する桂を、水を得た魚のごとくいじり倒してた。
読んでて、桂のセリフやモノローグで直接的に幾松を好きってわかるものはなかったけど、行動や、セリフの矛盾からも、めっちゃ好きやんーっていうのは伝わってきた。

物語のさいご、幾松のラーメン屋で二人きり。
本当はこの場に、桂と一緒に幾松のために動いた万事屋がいてもおかしくないんだけど、銀さん的に桂に花を持たすために顔出さなかったのかなと思った。
桂の恋心を知ってか知らずか幾松は、いなくなった父親に食べてもらいたかったラーメンを桂に差し出し、

「…食べてよ …もうあんたくらいしか …いないんだから」

とメンタル的に頼ろうとしていた。
正直、幾松もなんやかんやでまんざらじゃない様子にちょっとびっくりした。
でもよくよく考えたら、桂目当ての真選組に店壊されても桂の入店を許してるわけやし、好意がないと付き合い続けられへんよな…。
からしたら大好きな幾松に「あんたくらいしかいない」と泣きそうな顔で言われればもうこれはチャンス以外何物でもないはずである。
しかし、このクソまじめ奥手野郎は、

「仲間として 苦しみを分かち合うことはできる」

と、幾松のラーメンに手を付けず店を後にする。
脳内では銀さんがドン引きするほど幾松との下ネタであふれている桂は、あろうことか幾松の頼みをけったのである。

まぁ、あのラーメンを食べなかった1番のわけは、「幾松と父親の関係」を優先したからやと思う。
幾松のラーメンは自分よりも生きている父親が食べたほうがいい、と。
桂の気持ちもわかるし桂らしいやさしさやけど、もう一歩ぐいぐいいってもよかったんじゃいかと、私は思った。

そんな思いで描いた二次創作。
いざって時に”仲間”としてじゃなく、”俺”をアピってほしかった。
でも、”俺”をアピるをゴールに物語描いたら、描いてる最中は気づかんかったけど、ストーリーの筋にやっぱり矛盾出てきて、続き描いてる…。
もうストーリーの矛盾は取り消されへんけど、今描いてる2作目で、1作目説明不足だった桂の心境を掘り下げることでちょっとはフォローできるかな、と。
でも正直桂の心境出しすぎたら桂らしさ減るし難しいんよな。
とりあえず今描いてるやつを早く仕上げたい。



■本日の一言
「大晦日も楽しめぬ無粋な奴に大事は成せん ここは粋の街だぞ」(台詞)銀魂/空知英秋